Nemesis story

ネメシス・ストーリー(Nemesis Story)とは、ネメシス・ノードにおいて啓示の夜を契機に発生したエクソジェナスによるイングレッションとその顛末。日本標準時2020年03月29日に出現したテッセラ「ダルサナ・コンバイン」と日本標準時2020年03月31日に出現したテッセラ「コセチャ・ベルデ」に隠された手掛かりから相次いで回収されていった28枚のテッセラ群により発覚した28編の映像で知られることとなった。ネメシス・マグナスの構成員はアーキタイプで挙げられている。なお、これらのテッセラ群は2020年03月下旬に発生するオプティマ・グローバルチャレンジで出現するはずだったが、オプティマが発生しなかったことにより、テッセレーション第9ラウンドで発見された。

ストーリー
  1. 第1日目、オリジン・デイ。イングレッションはアルケミストの実験が行われた日に始まった。ある者はそれを啓示の夜と呼び、ある者はカラミティと呼んだ。
  2. 第2日目、オーロラ。エクソジェナスの煌めきが光のスペクトラムを屈折させ、世界はその彩りに包まれた。
  3. 第3日目、ビウェア。パトロンは散り散りとなったマグナスに警告を発し、消息が途絶えた。
  4. 第4日目、コーリング。リスナーはインタープリターに言われたとおりに最善を尽くした。破綻したマグナスをなんとか刷新させねばならなかったのである。
  5. 第5日目、ドリーム。シェイパーは死者の谷といったエンライテンド所縁の地にあるポータルから出現していった。
  6. 第6日目、イグズーム。アンチマグナスの崇拝者たちがペシャワール・アノマラスゾーンに証人ストーンを設置した。
  7. 第7日目、フューチャー。ダルサナ・ポイントを超え、人類はナジアを道に光を射した。ナジアの領域にあるものは悉くが抗うこともできずに人工頭脳によって増強されていった。命令に支配された新たなる人類となったのだ。
  8. 第8日目、ゴッド。エクソジェナスの時代以来から初めて神々が地上を闊歩した。
  9. 第9日目、ヘックス。トリックスターの記憶の宮殿が崩壊し、ポータルネットワークを横断し得る彼女の力は奪われてしまった。
  10. 第10日目、インターンメント。インタープリターがシェイパーの手中に落ちた。
  11. 第11日目、ジャーニー。ほとんど勝算のない中で、リスナーはインタープリターをエクソジェナスから解放した。
  12. 第12日目、カレイドスコープ。エクセムの波動は西半球を砕き散らし、啓示の夜の悲劇は地球規模へと拡大していった。
  13. 第13日目、ロスト。ビジョナリーは無自覚な信奉者たちが絶えずこの世界のシェイパーの思惑のまま消耗され続けたことに愕然とした。
  14. 第14日目、ミッション。皮肉なことに神と崇拝した存在からビジョナリーを救い出したのは、不信心者のスケプティックだった。
  15. 第15日目、リベリオン・デイ。追跡の及ばぬ場所で、ヒューマニストはアルケミスト、スケプティック、ビジョナリーを招集した。互いの隔たりを埋め、反抗の礎を築いたのである。
  16. 第16日目、ネメシス。次にトリックスターが現れ、インタープリターとリスナーがその後に続いた。7種から成る自責の念がネメシスを生み出したのである。
  17. 第17日目、オムニシェント。オムニシェントは協力を約束したものの、信用はされかった。
  18. 第18日目、パトロン。道を踏み外したパトロンは身体と精神とを分かたれて再び現れた。完全に機能するでもなく、全くの無気力というわけでもなく。
  19. 第19日目、クアンタム。自らの世界を救うには余りに遅すぎ、カタリストは別世界でのエクソジェナスによるイングレッションを阻む障壁を設置した。
  20. 第20日目、レゾナンス。ネメシスは共鳴こそがエクソジェナス・レクイエムの鍵であることを発見した。
  21. 第21日目、スペクトラム。スピリチュアリストは強制的な増強にも抗い、ナジアから解放された。そして彼はエクソジェナス・スペクトラムをもとにルーン言語を考案したのである。
  22. 第22日目、テッセレーション。ドリーマーが死の谷から難題を解き明かす秘密を持ち帰った。彼女がネメシスにテッセレーションを最初にもたらしたのである。
  23. 第23日目、ウンディーネ。遥か遠きノードから今後の戦いに不可欠な知識がもたらされた。ウンディーネとリモート・パーティシペーションである。
  24. 第24日目、ヴェスチャー。エクソジェナスの追跡から逃れるため、ネメシス・マグナスのメンバーたちは各自で偽装を施した。
  25. 第25日目、ウォー。ナジアとシェイパーとがその縄張りを巡って激突した。人類は巨人に潰される蟻の如き存在だった。
  26. 第26日目、カイ。互いに破滅の危機に瀕したことで、シェイパーとナジアは協定を結んだ。シェイパーは西方を支配し、ナジアへ東方を明け渡したのである。
  27. 第27日目、イヤー。互いの勢力にとって、エクソジェナス・イヤーは12か月ではなく13か月となった。
  28. 第28日目、ジール。エクソジェナスによるイングレッションは拮抗状態となったが、被害は甚大であった。ネメシスは自らの世界を失ったが、次なる戦いの場、オシリスと呼ぶ世界で敗北することはないだろう。
参考資料