ダンレイブン財団:ケーススタディ・セッション006

イングレス(Ingress)
2018/11/25
被験者ウェンディがテキサス州オースティンのアノマリーゾーンへ脚を踏み入れました。今現在進められているこの実直な被験者に対するエキゾチックマター曝露の影響を調査する30セッションの第6回目となります。

ダンレイブン財団(Dunraven Foundation)
2018/11/27 00:45:08
クエスチョン・ポテンシャル・ミステリー・ジャーニー・グロウ

プロジェクト・ダンレイブン:ケーススタディ・セッション006

プロジェクト・ダンレイブン:ケーススタディ・セッション006
被験者「ウェンディ」がオースティン・アノマリーゾーンへ

航空機内、窓際の席に座るウェンディの姿が映し出される。
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国家情報局:現地諜報記録中...
機内モニター / 現地チーム / CCTV

続いて場面はリカージョンプライム・アノマリーの会場となったテキサス州オースティンの共和国広場に立つウェンディへと移る。右手に録音端末を持ちひとり語るウェンディの姿を遠方より監視したものだろうか、画面周辺部には円状のケラレが見られる。
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公園内をひとり歩きながら、ウェンディは録音を続けていく。

ウェンディ(記録音声):オーディオ・ダイアリー、録音番号1。ダンレイブンやイングレスといった私の身に起きた奇妙な出来事のことを記録しておく。今はアノマリーというものが起きているテキサス州のオースティンよ。ここには「イングレス」が単なるゲームじゃないと考えてる人たちが集まってる。表面上は競技を行っているように見えるわ。

録音の傍らでウェンディは様々なエージェントと交流の機会があったことが伺え、録音と現地でのやりとりが交互に流れていく。
ウェンディ:よろしく、ウェンディよ。はじめまして。
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ウェンディ:ごめんなさい、ちょっとオーディオ・ダイアリーを録音してて。
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ウェンディ(記録音声):
ナイアンティック計画って何かしら。二つの陣営があるの。エンライテンド、この緑色の人たちは素粒子エックスエムが辿るべき未来を示すものと考えてる。

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男性エージェント:エンライテンドは合衆国で強いね。
ウェンディ:オーストラリアでは?
男性エージェント:エンライテンドの方が強いね。

ウェンディ(記録音声):そしてレジスタンス、青色ね。彼等はそれを人類の脅威と考えてるみたい。

ウェンディ:それで、どうしてレジスタンスを選んだの?
男性エージェント:青が好きだからさ。
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ウェンディはその受け答えに声を出して笑った。

ウェンディ(記録音声):ストリートアートや彫像、歴史的に重要な石碑といった場所のポータル確保を彼等は競っているわ。旗取り合戦を市街地全域へ拡大したものね。

ウェンディ:それで、これからどうなるのかしら?
女性エージェント:戦いが続いていくのよ。
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ウェンディ(記録音声):シャポーがどうしてここに来させたのかは正直わからない。それに彼とも出逢えてはいないわ。

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男性エージェント:
デスクワークをしてるけど、君も知ってるとおりこいつは出て行くためのきっかけさ、誰かと出逢えるし...

ウェンディ(記録音声):誰もが本当に素敵だし快く招き入れてくれるけど、みんなが手助けしてくれようとしてくれるわ、まるで私のことを知ってるみたいにね。

ウェンディ:こんにちは、あの、以前どこかでお逢いしましたか?
女性エージェント:とってもよく知ってるわ!
ウェンディ:そうなの?

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ウェンディ(記録音声):
公園の周りでは国家情報局が私たちに目を光らせてる。監視され、記録されているの。彼等はプライムチャレンジと呼ばれるものにも係わっていたわ。特殊部隊員が私たちに肉体的課題を与えていくといったものよ。勝った方は国家情報局が何かを見つけ出す、失われたアーティファクトだったかしら、その手助けをするに相応しいと扱われていたわ。ええ、それが何なのかまだ知ろうとしてる。たぶんこのことを考えすぎてるだけね。実際のところは、わからないけど、愉しいのよ。

ウェンディ:そうね、理に適っているわね。私を導こうとしてる人たちが一体何をしているのか、さっぱりわからないわ。

ここでまた新たにウェンディへ話しかけてくるエージェントが現れる。別の監視者なのだろうか、先ほどまでの映像とは異なり、ここからオートフォーカス機能のあるカメラ越しの映像へと切り替わった。

眼鏡の男性エージェント:ウェンディさんですか?
ウェンディ:ええ、よろしく。
眼鏡の男性エージェント:よろしく、えっと...

そしてこのエージェントはウェンディへ懐から取り出した封筒を差し出す。
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眼鏡の男性エージェント:ある女性から大金をいただきまして、あなたにこれを渡してほしいと。
ウェンディ:本当に?

男がその封筒をウェンディへ手渡す瞬間、エイダと思しき揺らめきが二人のやりとりにオーバーラップする。男に封筒を渡すよう指示したのがエイダであるとの確証にはならないが、エイダがこの様子を監視していた可能性は非常に高いだろう。そしてここから場の緊張は一気に高まっていく。
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眼鏡の男性エージェント:の女性が言うには重要なことだと。
ウェンディ:そう、ありがとう。

怪訝そうに顔をしかめつつもウェンディはその封筒を開こうとすると、公園の周囲の黒眼鏡たちにも視点が動き始めた。
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ウェンディが封筒から取り出したのは通話端末、それを耳に装着すると音声が聞こえ始めた。
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シャポー(通話音声):ウェンディ、よく聴くんだ。あまり時間の猶予はない。
ウェンディ:えっと、こんにちは。
シャポー(通話音声):4番通りとグアダルーペ通りの交差点に白のフォード・フィエスタが停まっている。扉はあいていて、キーは車内だ。その車に乗ってもらいたい。私のもとまで来たら全てを説明しよう。
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ウェンディ:どこへ行くの?
シャポー(通話音声):奴等が君へ向かってきてるぞ、そこだ、奴等がわかるか?
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ウェンディ:なんてことなの。
シャポー(通話音声):ウェンディ、車に乗るんだ!
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ウェンディは追い立てられるようにその場から逃れ始める。その足取りは徐々に早まっていった。

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映像からなんとか公園から脱したと思われる。だが、その後に逃げ込んだのは指示された車ではなかった。逃走中の映像から指示された共和国公園の南東交差点ではなく北東交差点から一旦はグアダルーペ通りを北上しようとし、チェイス銀行の駐車場に入って裏に回ったことがわかる。

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そして非常階段らしき場所を上るウェンディ。追手がないか様子を伺いつつも、階段の先にある扉の奥へと入っていく。

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扉を閉めて安堵するウェンディだったが、入った室内の様子に驚く。そこは見慣れたモニターや椅子の設置されたチェンバーだった。

ウェンディ:どういうこと?

そして、室内の照明が点灯していった。
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機械音声:おかえりなさい、ウェンディ。

ダンレイブン・ケーススタディ・セッション006
精神リカージョン:実証実験継続中

訳注
プロジェクト・ダンレイブンのセッション005からの続きにあたる。映像は航空機内、テキサス州オースティンの公園、そしてチェンバー内へと場面が切り替わる。

Ingress
2018/11/25
Candidate "Wendy" visits an anomalous zone in Austin, Texas. Part 6 of 30 ongoing sessions, examining the effects of cognitive transference on an assuming candidate.

Dunraven Foundation
2018/11/27 00:45:08
Question Potential Mystery Journey Grow

PROJECT DUNRAVEN CASE STUDY:SESSION 006
Transcripted by YutoRaion

> PROJECT DUNRAVEN -- CASE STUDY: SESSION 006
> [SUBJECT 'WENDY' ENTERS AUSTIN ANOMALY ZONE]

> NATION INTELLIGENCE AGENCY;
> ONSITE SURVEILLANCE RECORDINGS...
> PLANE MONITOR / GROUND TEAM / CCTV

[ Wendy (Recording) ]
Audio Diary: recording number One.
Documenting my experiences so far with Dunraven, Ingress and every other weird thing that's happening in my life.
I'm currently in Austin, Texas at something called an Anomaly.
It's a gathering of people who think that this is more than just a game "Ingress," that is.
On the surface it just seems like a competition.

[ Wendy ]
Hi. Wendy. Nice to meet you.

[ Wendy ]
Sorry, I'm doing a little audio diary so...

[ Wendy (Recording) ]
What is the Niantic Project?
There are two factions.
The Enlightened -- the green guys -- they believe the subatomic particle XM can be used as a path to progress.

[ Agent ]
Enlightened strong in the US.

[ Wendy ]
And.. in Australia?

[ Agent ]
Enlightened stronger.

[ Wendy (Recording) ]
And then there's the Resistance -- in blue -- seems like they consider it a threat to humanity.

[ Wendy ]
So why did you pick Resistance?

[ Agent ]
Because I like blue.

< Wendy laughing >

[ Wendy (Recording) ]
They're competing for control of Portals which are... things like street art, statues, historic markers. It's basically a citywide game of capture the flag.

[ Wendy ]
So what is this all leading up to?

[ Agent ]
Well, there's a battle going on.

[ Wendy (Recording) ]
Honestly I have no idea why P.A. Chapeau sent me here... so far I can't find him.

[ Agent ]
I work at a desk job, you know this is something for me to get out you... Meet people and...

[ Wendy (Recording) ]
Everyone else is really nice and inviting though, they certainly all seem to want to help me out, like they know me.

[ Wendy ]
Hi, ...I don't know, have we met before?

[ Agent ]
You look really familiar!

[ Wendy ]
Oh really?

[ Wendy (Recording) ]
the perimeter of the park is the NIA -- National Intelligence Agency -- monitoring us.
We're being observed, documented...
They're also facilitating something called a Prime Challenge where Special Forces guys like our leading teams on a physical challenge. The winners are considered eligible to help the NIA find some sort of... lost Artifacts?
Yeah, I'm still trying to figure out what that one's about.
Maybe I'm just reading too much into this. Because this is actually kind of -- I don't know -- fun.

[ Wendy ]
Yeah, i guess that makes sense. I don't really understand what the captains doing...

[ Glasses Agent -- Suspect to connection with or hired by someone of POIs ]
Are you Wendy?

[ Wendy ]
Yeah, Hi.

[ Glasses Agent ]
Hi, um...

< Glasses Agent passed an envelope >

[ Glasses Agent ]
Some lady paid me like a lot of money to give you this... So...

[ Wendy ]
Okay, Yeah?

< ADA's visual appeared on video a few seconds >

[ Glasses Agent ]
She said it was important should have it.

[ Wendy ]
Okay, Thanks...

< Wendy takes out Intercom device from envelope and equips it >

[ PAC -- from Intercom device ]
Wendy, listen up. We don't have a lot of time.

[ Wendy ]
Well hello to you too...

[ PAC ]
On 4th and Guadalupe, there's a white Ford Fiesta. Doors open,
Keys inside. I need you to get in that car.
I'll explain everything to you when you get here.

[ Wendy ]
Get where?

[ PAC ]
They're coming for you. Right now. Do you see them?

[ Wendy ]
What the hell?

[ PAC ]
Wendy, get in the car!

< Wendy trying to escape, open the door >

< She trapped in Chember >

[ Wendy ]
What?

< Chember lights turned on >

[ Mechanical Voice ]
Welcome back, Wendy.

> DUNRAVEN CASE STUDY, SESSION 006
> [PSYCHOLOGICAL RECURSION -- TEST IN PROGRESS...]

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