第2回イングレスの歴史

3DCircleWithoutShadowTransparent.pngフェヴ・ゲームス(fev games)
2016/05/18 06:38:36
イングレスの歴史を複数回に分けてご紹介していく第2回へようこそ。第1回を読みたい皆さんはこちらをご確認ください。これはフェヴ・ゲームス関係者の経験や知識の集大成となります。第1回はバージョン1.20.0 導入のところで区切っていましたね、それでは始めるとしましょう。

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バージョン1.20.0 では電子メール通知を有効化、無効化させる機能がもたらされました。活動的な方だと数分間に50通の電子メールが受信トレイを埋めるようになったのです。

portals_destroyed.jpg

内部的には、このバージョンにおいて電子メールで画像送信することで新規ポータルを作成できるようになる下地が整えられたわけですが、実際に有効化されるのは次のバージョン 1.21.3 でした。

ポータルブーム
また新たな大規模機能をもたらすバージョンが登場しました。ここでの機能は次のようなものです。

  • ポータルの編集(説明、座標、名称)
  • ビデオプレイヤーによるメディアの再生
  • Google PlayサービスによるGPS制御の追加
    • 動作を検出しない場合に最適化することでPING頻度を抑えることができます。

portal_discovery_03.png

Zipcar 問題
当時のイングレスでは 2000アイテムの制限はありましたが、パスコードには配慮されていませんでした。これは2002アイテムの状況でも Zipcar のパスコードを入力することでシールドといったアイテムを入手できていたということです。これは特別なことではなく、頭の切れる人々は Zipcar の生成するパスコードには規則性があることに気づいていたのです。単に数字の順序をずらすだけで新たなパスコードとなり、問題なく認証されてアイテムを入手できていました。どのようになったかは皆さんにもおわかりでしょう。パスコードにアイテム制限がないことで、好奇心豊かなエージェントの中には数千に及ぶシールドを所持する者もいたのです。

  • 107NY3 - 175NY3 (68種類)
  • 290TCR - 326TCR (36種類)
  • ADU3492 - ADU3516 (24種類)
  • FMN7278 - FMN7600 (321種類)
  • FYD4500 - FYD4825 (325種類)
  • FYD4975 - FYD5050 (75種類)
  • FZG4650 - FZG4970 (320種類)
  • GAH7940 - GAH8139 (199種類)
  • HZZ7680 - HZZ7699 (19種類)
  • 6SNU690 - 6SNU725 (35種類)
  • 6TEE314 - 6TEE334 (20種類)

認証可能なコードの遍歴に関しては、デコード・イングレスを参照させてもらいました。上記のパスコードは今では機能していませんので、試さないでくださいね。

一括リサイクル機能なんてありませんでしたから、大量のシールドをスロット配備し終えるまで戦闘できないエージェントもいました。自らのMODを破壊して再配備することができたのは言うまでもないでしょう。実際にシールドを配備しては破壊し、新たなMODを配備するエージェントもいました。これは即座に修正されるとともに、シールド配備によるAPボーナスも廃止されたのです。

パワーキューブの登場

v1-22.0.png 2016-03-063-e1458738449674.jpg

エージェントの@メンション機能と不具合修正とだけ説明されていましたが、実際にはその内部にこっそりと隠されていたのです。もっともバージョン1.22.0 にパワーキューブは存在しましたが、すべてのエージェントへ公開されることはありませんでした。

幸運にもパワーキューブのワイヤーフレーム版を入手した方もいるでしょう。これは必要に応じてXM値を補充することのできる新たなチェンジャーでした。2013年04月09日公開のバージョン 1.23.1 において適切に設計されたパワーキューブが展開されています。

このバージョンでは、攻撃の際の新たなサウンドやクリティカルヒット時の新アニメーションといったものも同梱されていました。

約1ヵ月後に公開されたバージョン 1.25.2 には幾つか興味深い変更がありました。表向きには「メンテナンス」とのみ公表されていましたが、実際にはジャービス・ウィルスやエイダ・リファクターに係る資産が追加され、応答確認の存在が明るみになったのです。応答確認とはイングレスを制御するサーバー側の設定であり、アプリケーションパッケージの更新なしにリサイクルといった機能を許可していました。

バージョン1.26.1では、バージョン1.25.2で用意されていたものが実装されました。インベントリ上のポータルキーに状況や所有権が表示されるようになりましたが、関心を寄せられたのはフリップカードの追加でした。またもや Brandon Badger がエイダ・リファクター使用時の映像を「漏洩」させたのです。

jarvis_virus.png

この頃になってコミュニティではリバース・エンジニアリングや応答確認に目を向け始めました。新アイテム「リンクアンプ」の手掛かりは、アプリケーションパッケージとサーバーの双方で見つけ出されました。フリップカードが実装されたことで、他の新アイテムも間近とエージェントは沸立ったのです。

バージョン 1.26.xの頃には、数多くのサードパーティ・ツールに注目が寄せられていました。特に人気のあったものを挙げてみましょう。

サードパーティ・クライアント(Broot / iOS / IITC)
Broot Mod
2013年4月中旬に開発の始まった二種類のサードパーティ・クライアントが公開されました。最初に登場したのが Apktool を生み出したbrut.all によるBroot Mod でした。これはAndroid版イングレスを改造したものであり、多彩な変更点がありました。

  1. 小さな画面用のユーザーインターフェイス
  2. グラフィック要素(XMやポータル粒子)の無効化
  3. フルスクリーン・モード
  4. 起動時の世界表示の無効化
  5. MOD用の新画面
  6. インベントリ用のグリッド表示の新画面
  7. インベントリ内のアイテム数を把握するためのカウンター
broot_1.jpg broot_2.jpg

 

お分かりのように、このクライアントは短命に終わりました。二ヶ月を待たずして彼はツール開発を終了するよう求める電子メールを受け取ったのです。利用者たちがバンされることなく元のクライアントを利用できるようにするため、彼はやむを得ず断念しました。

そしてBroot クライアントは o4kapuk によって引き継がれましたが、これも使用者に多数のバンを出したことでバージョン 1.65.0 頃に終焉を迎えました。絶え間ないバンと新規バージョンの公開は Broot Mod を維持する作業を大変なものとし、特に利用者のバンが終焉に追いやりました。

私はこのプロジェクトに関して幾つかの質問をbrut.alllへ行いました。彼から得た回答は次のとおりです。

当時私はイングレスを数週間プレイしており、最も活動的なプレイヤーのひとりだったよ。イングレスは愉しかったが、公式クライアントには不満があった。ユーザーインターフェイスもユーザーエクスペリエンスも酷いもので、私が単なる欠陥と思うことでもナイアンティックは意に介していないようだった。技術的に対処可能であるにもかかわらず、ローエンド端末にも配慮していなかったね。彼らの意気込みはさっぱり理解できなかったが、めちゃくちゃにしてるものを修正してやろうと思ったわけだ。こうして私は Mod を制作した。

当初から Mod の目的ははっきりさせていたよ。不正行為のためでもなかったし、ルールの悪用のためでも自動化のためでもなかった。ユーザーインターフェイスの改善や利用端末のサポートといった技術的側面での修正だったわけだ。ナイアンティックや他のプレイヤーを困らせるつもりはなかったし、ゲーム自体を台無しにしようともしていなかった。より愉しいものにしたかっただけなんだ。そして、過剰なアドバンテージを与えるようなことがなければ、ナイアンティックも Mod の存続を容認してくれると考えていた。いつの日かナイアンティックからそんな電子メールが送られてくると期待していたのさ。ところが残念なことに、ナイアンティックはそういったことを望まないと電子メールを送ってきた。だから、ただちにプロジェクトを中止させたんだ。ナイアンティックの判断は私にとって望まぬことではあったけど、イングレスは彼らのゲームであって、彼らのルールがあるからね。私はイングレスを辞めたよ、私の端末では公式クライアントを動作させることができなかったからね。

その後のことは、私の Mod がバイナリとして配付されていたことが引き金になったと言われているね。容易く改変されてしまうことで、クライアントに何が組み込まれているのかを知る者はいなかったわけだ。ナイアンティックがマルウェアに危機感を抱いたのは良いことだったと思うよ。サーバー側で保護されずにいるゲームだと、クライアント側は容易く不正が組み込めるからね。私はナイアンティックに訊ねることもできず、再度挑戦することにした。今度は完全な透明性を保ってね。私はプロジェクトの全貌をウェブ上で公開したんだ。だけどナイアンティックから再び電子メールが届いた。私は取り組みを中断し、それからは挑戦することもなかったよ。その後、継続を求める人々から数多くのメッセージを内々にもらったけど、私の応えは変わりはしなかったよ。することはないよ、ニコラスのプロジェクトのことをご存知だろう、とね。

多くの場合、私の Mod はコミュニティに受け入れられた。多くの人々が愉しんでくれたし、ある種の機能追加を拒否することに理解してくれていた。それでもやはり批判する人々もいた。私はその正当性を論じようともしたが、彼らの考えも理解し尊重していた。それでも継続を決断したわけだ。

私が携わっていた頃にはこの Mod を使用したことでバンされたという人を誰一人として耳にしなかったことは注目に値するんじゃないかな。ナイアンティックは私を特定していただろうけど、私自身もバンされなかったからね。ナイアンティックの判断は私の望むところではなかったけれど、少なくとも過剰反応を示すことはなかったし、この Mod の利用者を警告なしに処罰するような真似はしなかったということだ。

それからというもの私はイングレスをプレイしておらず、ナイアンティックがクライアントの問題点を修正したのかどうかも知らないよ。
brut.alll / Ryszard Wiśniewski

iOS Ingress
その当時、iOS はサポートされていませんでしたが、alex-alex によって iOS Ingress というサードパーティ・クライアントが公開されました。

ios_1.png ios_2.png Screen-Shot-2016-03-25-at-1.04.00-PM.png

 

これは Android版で大半の人々が不満を感じていた点を改善させた興味深いユーザーインターフェイスを備えていました。アイテム数を容易に確認できましたし、何分も掛けてスクロールさせるのではなく一目でインベントリを確認できるようになっていました。忘れてはならないことですが、当時のアプリケーションにはアイテム数が表示されていなかったのです。これもまたバンを招くことになったサードパーティ・クライアントでした。

スクリーンショットに「ベリーコモン」「レスコモン」「エクストラレア」と記載されていることに関心を寄せる方々もいるでしょうね。イングレスには実際にこういった値があるのですが、活用されているのは「ベリーコモン」「コモン」「レア」「ベリーレア」のみなのです。

私はこのプロジェクトに関して幾つかの質問をalex-alexへ行いました。彼はウォッチ版イングレスやグラス版イングレスも手掛けた人物です。

[質問] イングレスの更新は iOS Ingress にどういった影響がありましたか?
[回答] ナイアンティックはAPI を
保護し非公式クライアントを排除しようとしていましたね。BOT 作成の動きがあったことが大きな要因です。ですが常に何かしらの手段が見つけ出されていました。

[質問] ナイアンティックやGoogleから開発中止を求める通知といったものは届かなかったのですか?
[回答] ありましたね。何度か受け取っています。ですが、このプロジェクトはオープンソースでしたから、埒が明かなかったでしょうね。App Store に iOS 版イングレスが公開された際には大きな問題となりました。Google の法務部門が知的財産権侵害を正式にAppleへ訴え、削除されてしまったのです。

[質問] プロジェクトを終了させる切っ掛けは何だったのですか?
[回答] ナイアンティックが非公式クライアントの利用者に対してアカウント・バンを始めたことが一番の原因でしたね。

[質問] イングレスに関しては iOS版スマートフォン や iOS版ウォッチ、Googleグラスといった様々なプロジェクトを行われましたが、その原動力は何だったのでしょうか?
[回答] 当時のイングレスは Android 版しかなく、私自身 iOS 端末しか持っていなかったというのが切っ掛けですね。ですが、余暇の大半を費やしてしまうほどの人気を得たんです。オープンソース化したことで視覚障害を抱える方からプレイすることができるようになったと感謝を綴った電子メールをいただいたこともあります。Google グラスや Apple ウォッチのクライアントは勢いで制作したに過ぎませんね。大して時間を費やすようなことはしませんでしたよ。
alex-alex / Alex Studnička

IITC
Broot Mod や iOS Ingress を取りあげた以上は IITC についても言及しなければなりませんね。ご存知でない皆さんへ説明すると、IITC とは「Ingress Intel Total Conversion」の略称です。これは基本的なインテル・マップを取得し、Javascript を利用して処理速度と機能性を改良するためのものです。

その発展は苦難をともなうものでした。当初の開発者 breunigs は最初期段階でこのプロジェクトを断念しています。そのことに関する彼の発言を紹介しましょう。

話すことなんて本当に大してないんだよ。手短に言えば
「IITC って凄いと思わないかい?」
「駄目です(まさに定型文による応答みたいなもんだったね)」
といった感じさ。

それ以上のやりとりなんてしたくなかったから、リポジトリからすべてのコンテンツを削除したよ。送られてきた電子メールの内容はよく覚えていないし、私は電子メールを保存しておかないけど、そのメールには明示的にも暗黙的にも脅威は感じなかったね。「侵害にあたるから、どうか削除してください」といったものだったよ。

どうして確認を取ろうとしたのか覚えていないけど、よくよく考えれば随分と愚かなことをしたもんだね。
bruenigs / Stefan Breunig

iitc-old.png iitc-player-tracker.png

 

IITC は革命的でした。上の画像は初期のものですが、元となったインテルマップよりも高速に動作し、幾つか興味深い機能も備わっていました。COMM 上のレゾネーター破壊やポータル確保といった情報を監視するこでプレイヤーを追跡し、エージェントの推定経路を視覚化させることができたのです。それは「エージェント・トラッカー」とは言わずとも「エージェント・ロケーター」といったもので、その地域のファームやエージェントを個別に特定するのに役立つものでした。この機能が人気につながったのです。

上述のとおりプロジェクトは中断され、GitHub のリポジトリは削除されてしまいましたが、すぐさま jonatkins が保存していたコピーで再開させました。彼とその支持者たちは、インテルマップのMOD、リンク、アーティファクト、ビーコンといった膨大な変更や追加にも動作対応させるため更新しました。ですが2016年02月、素晴らしい貢献を果たしていた Jon Atkins が動作継続の役目を退いたことが明らかになっています。

IITC は、数多ある陣営独自アプリケーションの基盤となりました。様々なアプリケーションやプラグインなどが構築されています。Google+上での+1 は44000 に及んでおり、数多くの人々に利用されるアプリケーションと言っても過言でないでしょう。

ここに至るまでには幾つかの問題に直面しました。要求データとインテルマップのデータとが誤ってコード化されたプラグインもありました。こうした結果、要求による大規模な負荷に関わったイングレス・アカウントに「ソフト・バン」が課せられたのです。当時はサードパーティ・ツールとスキャナーの更新を巡って相次いで議論されました。それではここで第2回を終えようと思います。第3回はMOD追加のあったバージョン 1.28.2 から始めようと思います!

fev games
2016/05/18 06:38:36
The History of Ingress [Part 2]

Welcome back to Part 2 of our multi part series documenting the entire history of Ingress!

https://wp.me/p56hj3-2dQ

#Niantic #Ingress #FevGames  

Published on May 17th, 2016 | by Connor Tumbleson
The History of Ingress [Part 2]

Welcome back to Part 2 of our multi part series documenting the entire history of Ingress. If you need to read Part 1, head back here and catch up. This post is a culmination of personal experiences mixed with combined research from everyone at Fev Games. We left off at Part 1 with the launch of version 1.20.0, so let's hop into it.

1.20.0 on the outside brought the ability to enable/disable email notifications. For those that played often, emails from attacks became so frequent that your inbox could get 50 new emails within minutes.

Internally this version paved the ground for creating portals through the application vs emailing an address a picture. It however wasn't enabled until 1.21.3 (the next version).

The Portal Boom
Another large feature packed version hit the store. This time bringing the following changes.

  • Edit Portals (Description, Location, Name)
  • Internal Video player for the Media vs redirection out of application.
  • The addition of Google Play Services took control over the GPS management.
  • This allowed the GPS to ping less frequently when it detected no movement, along with other optimizations.

The Zipcar Incident
At this point in the world of Ingress. There was an item limit of 2,000 items but passcodes did not respect that. This meant that at 2,002 items, you could redeem a zipcar passcode and receive the shield/items. This was nothing special, but some smart minds noticed the pattern of codes generated from Zipcar. Simply changing a number (sequentially) left a new code that would successfully redeem and provide gear. I'm sure you can see where this is going. Without an item limit on passcodes and curiosity some agents had upwards of thousands of shields.

  • 107NY3 - 175NY3 (68 passcodes)
  • 290TCR - 326TCR (36 passcodes)
  • ADU3492 - ADU3516 (24 passcodes)
  • FMN7278 - FMN7600 (321 passcodes)
  • FYD4500 - FYD4825 (325 passcodes)
  • FYD4975 - FYD5050 (75 passcodes)
  • FZG4650 - FZG4970 (320 passcodes)
  • GAH7940 - GAH8139 (199 passcodes)
  • HZZ7680 - HZZ7699 (19 passcodes)
  • 6SNU690 - 6SNU725 (35 passcodes)
  • 6TEE314 - 6TEE334 (20 passcodes)


Thanks to Decode Ingress for collecting the history of these redeemable codes. Obviously they don't work now, so don't try.

There was no bulk recycle so some agents were left fighting over mod slots to deploy the abundance of shields they had. Not to mention you could remove (destroy) your own mods and redeploy. This had some agents literally deploying a shield, destroying it and redeploying another. This was quickly patched with removing the AP bonus from shield deployments.

The PowerCube lives
What was described as simply bringing support for @pinging agents and fixes, actually had its first surprise inside. Version 1.22.0 had the Power Cube, but not for everyone.

Those lucky enough obtained a wireframe version of a PowerCube. This was another game changer as you could replenish XM on demand. This quickly became a full rollout with a properly designed PowerCube in version 1.23.1, released on April 9, 2013.

This version also internally packed additional sounds for attacking, new animations for XMP critical hits and much more.

1.25.2 was released about a month later and brought some interesting changes. On the outside, it was noted as only a "maintenance" release, internally however assets for the upcoming Jarvis Virus and ADA Refactor was added and the Handshake came to light. The Handshake was a set of server side values that were set on opening of Ingress. This allowed features such as recycling and more to be controlled without an APK update.

1.26.1 brought the changes live that 1.25.2 laid the ground for. The health and faction ownership of Portal Keys was now shown in the Inventory carousel. The interesting thing however was the addition of the flip cards. Brandon Badger once again "leaked" a video showing an ADA Refactor in use.

Communities around this time started learning the power of reverse engineering and handshake peeking. Hints at a new item (Link Amplifier) were found in both the APK and server. With flip cards going live and another new item already on the horizon agents were excited everywhere.

Around version 1.26.x, attention drew itself to a lot of the 3rd party tools/applications that existed. It is only fair to dig into the more popular ones.

3rd Party Clients - Broot & iOS & IITC
Broot Mod
Mid April began the development and launch of two 3rd party clients. First off was Broot Mod developed by brut.all, the original creator of Apktool. This was a modified build of Ingress for Android. It provided a great deal of changes.

  1. UI for small screens
  2. Disable graphic elements (XM & Portal Particles)
  3. Fullscreen Mode
  4. Remove Globe Intro
  5. New screen for Mod Settings
  6. New screen for Inventory in gridview
  7. Counted items providing an item counter to help identify how many items you had

As you can imagine. This was short lived. Not more than 2 months later, Brut received an email asking him to end development of the tool. He obliged, as users of the tool would be allowed to return the stock client without a ban.

The broot client was carried on by o4kapuk. This ended around version 1.65.0 as various ban waves went out to those using it. The constant bans and new releases ended broot mod as the work to keep it alive was too much, especially with users of the tool being banned.

I reached out to "brut.alll" for some questions about the project. His response about the project is below.

At that time I was playing Ingress for several weeks already and I was one of the most active players in my region. I enjoyed the game, but I hated the official client. Its UI/UX was horrible, for me it was simply broken and Niantic seemed to not care about it at all. They also didn't care about low end phones, even if it was technically possible to support them. I have never understood their motivation, but I have decided to fix what they've screwed up, so I've created my mod.

From the beginning I wanted to be very clear about the goal of the mod. It wasn't for cheating, abusing the game rules or playing automatically. It was about technical fixes, UI improvements and supporting more devices/players. I didn't want to annoy Niantic or other players and ruin the game - I wanted to make it more enjoyable. And I hoped Niantic will let the mod live if it won't give too much of advantage to its users. Still I was expecting an email from them someday. Unfortunately Niantic didn't like the idea and has emailed me, so I have immediately aborted the project. I personally didn't like their decision, but it was their game and their rules. I have stopped playing Ingress, because official client was unusable for me.

After some time someone has suggested that maybe their reaction was caused by the fact that my mod was distributed as a binary, so no one knew what I actually put into the game client (of course it was easily diffable). It was a good point, because Niantic might feel responsible for potential malware in their game. Also if some game rules weren't guarded by the server-side, but the client-side then I could easily add some cheating to it. I couldn't ask Niantic about it, so I have decided to try once again, but with full transparency - I have open sourced a whole project. Unfortunately Niantic has emailed me again, so I have stopped working on it and have never tried again. In next weeks I got a lot of private messages where people were asking me to continue my work, but privately. My answer was always the same: I won't do that. As you know Nikolas has taken the project.

Generally my mod was received by the community with enthusiasm. Most people enjoyed it and understood why I refuse to add some features. Still there were people criticizing it. I tried to argue, but I understood and respected their point of view. Nonetheless I have decided to continue my work.

Also it's worth noting that during "my time" I have never heard of a single person who was banned for using this mod. I wasn't banned neither, even if Niantic obviously knew who I am. I don't like their decisions, but at least they didn't overreact and punish people without a warning for using the mod.

I don't play Ingress since then and I don't even know if Niantic has fixed problems with their client or not.

-- brut.alll / Ryszard Wiśniewski

iOS Ingress
iOS was not supported at this time so another 3rd party client known as iOS-Ingress was launched by alex-alex.

This had quite an interesting UI which fixed complaints that most had on Android. It provided easy access to item counts and the ability to see inventory at a glance vs scrolling on a carousel for minutes. You have to remember, the stock application at this time had no item count. This application also being 3rd party carried an occasional ban wave with it.

For those curious why the screenshot mentions "Very Common", "Less Common" and "Extra Rare". The game actually has these values in it, but only "Very Common", "Common", "Rare" and "Very Rare" have been used.

I reached out to "alex-alex" for some questions about the project. He additionally created Ingress for Watch and Ingress for Glass as projects.

Q: How did the updates to Ingress affect each iteration of iOS-Ingress?
A: Niantic tried very hard to protect their API and cut off unofficial clients. Mainly because people started to make bots. But we always found some way.
Q: Did Niantic/Google ever send a message or anything asking you to halt development?
A: Yes, I received several of these. But because the project was open-source, it didn't help them much. Bigger issue came when I released Ingress client for iOS on the App Store. Google legal department sent official request to Apple to remove it because of intellectual property infringement and Apple did.
Q: What was the cause of the end of the project?
A: Mainly because Niantic started to ban accounts of users who used unofficial client.
Q: You have a lot of projects (iOS Phone, iOS Watch, Google Glass) all about Ingress. What was the drive behind these?
A: I started first iOS port simply because Ingress was Android-only at that time and I had only iOS device. But it became so popular I started spending almost all my free time on it. I once got nice email from a blind person thanking me for making it possible for them to play by making the project open-source, so it can be simply modified for blind. Google Glass and Apple Watch clients were only hackathon projects and I never spent much time on those.
-- alex-alex / Alex Studnička

IITC
We can't talk about Broot and iOS-Ingress without mentioning IITC. For those unaware, IITC stands for "Ingress Intel Total Conversion". It took the basic Intel map available at ingress.com/intel and using Javascript modified the interface to be faster and feature packed.

This didn't happen without growing pains. First off, the original developer: breunigs removed the project early in its infancy. Heres what he had to say about it.

There is not really much of a story to tell. The summary is roughly like:

- "are you cool with IITC?"
- "no" (seemed like a canned response, too).

I decided I didn't want to test if they would follow up with any additional steps and removed all content from the repository. I don't recall the exact wording of their response and I don't retain emails that long. However, there were no explicit or implicit threats in the mail, it was more of a "it's infringing our whatever, please remove it".

I don't remember why I asked in the first place but in hindsight it was a pretty stupid move on my part.

-- bruenigs / Stefan Breunig

IITC was revolutionary. The images above show the tool in its infancy. It was quicker than the stock Intel map and had some interesting features. It could "track" players by watching their COMM movement (resonator destroyed, portal claimed, etc) to build a virtual path of what an agent was doing. It wasn't much of an "Agent Tracker" as it was an "Agent Locator", it helped spot farms or agents in discrete parts of an area. This led to its popularity.

The project was shut down (as explained above) and the GitHub repository was deleted and then immediately restarted by jonatkins via the power of forked repositories. He and contributors updated it to work with the constant changing stock Ingress map along with the plethora of changes and additions that mods/links/artifacts/beacons had. Unfortunately in February 2016 we learned that even Jon Atkins had worked enough on the product and was stepping aside as the maintainer.

IITC became the ground tool for many faction only applications. Tons of applications, plugins and more were built off of IITC. With almost 44,000 +1's on Google+, it's fair to say a lot of people use the application.

The tool as mentioned did have some troubles along the way. Some plugins were coded incorrectly that requested data versus modifying the data stock Intel presented. This resulted in "soft-bans" as Ingress accounts would be linked to a massive load of outbound requests.
At this point after discussing the massive amount of 3rd party tools and updates to the scanner. We will end Part 2 here. Part 3 will start off with version 1.28.2 which brought some additional mods!